外構屋としてのポリシー

外回り空間に“目的”を持たせること

外構・エクステリアデザインとは、外回り空間に“目的”を持たせることだ!!
それが私たちのポリシーです。
外構・エクステリアの成功と失敗が、家族の満足度を天と地ほど変えてしまいます。

外構・エクステリアには目的が必要。本質を忘れずに

デザインだけではなく、目的が必要です

 デザインとは何でしょう? 現在では、それは“流行”という言葉に置き換えられる傾向にあります。私たちはデザインを否定するのではありません。本来、目的をもったデザインはすばらしいものです。ただ、“流行”に流されてほしくないのです。建築主と言えども、外構・エクステリアに関しては素人。その流行のデザインについ惹かれてしまいます。そして、現状のほとんどのデザインエクステリアはギャンブルと言えるのです

はたして、外構・エクステリアデザインは「買い替えのできる商品」なのでしょうか? 洋服や車などは買い替えることができますが、これらと同じレベルで考えることは危険です。デザインのみを追い求め、工事内容を大きな規模にしてしまうと、工事金額もどんどん膨らんでいきます。そしてある日、不必要な投資をしてしまったことに気づくのです。

目的に対するリターンはありますか?」「これだけのお金をかけて本当にいいのですか?」。まずこれらのことを考えてみてください。なぜ工事をするのか、その目的を忘れてはいけません。

私たち、プロの目から見ると、今の日本の外構・エクステリア業者の中にはお客様の気持ちが見えていない会社が多いのです。「お客様がそうしたいと言っているから」といったレベルでプランを提供してきます。しかも示されたプランの本質は、“デザイン”という見た目が優先して素人が見てもなかなか分かりません。これは住宅と同じですね。

しかも、エクステリアデザインは住宅よりもルールが無く、よく言えばデザインの自由度があり何でもできるのです。こんな状況ですので、お客様は業者の言われるがままになってしまうこともしばしばです。価格面でも一体どれだけ無駄なお金が使われていることでしょう。
 ですから私たちは、まずお客様の「目的」を見つけることからはじめます。

意味も無く金額の増えることばかり提案する業者は、あれもこれもと、どんどん値段を膨らませます。これでは、ハイリスク・ローリターンはおろか、ハイリスク・ノーリターン。初めてだと右も左も分からないから、「そんなものかな」と納得してしまいます。「私たちはプロです。お任せてください!」と言われたら、確かにすべてを任せっきりにしてしまうものなのかもしれません。

分からないまま、分かろうとしないまま、見過ごしてしまう。そんな建築主も多いのです。

巷のエクステリア・外構会社

本気で外構・エクステリアを考える建築主限定です。

 外構・エクステリアデザインは住空間を大きく変えます。また、本来そうあるべきだとファミリー庭園は考えます。ですから、私たちは、真剣に外構・エクステリアを考えている建築主の方とおつき合いがしたいのです。もう担当者やハウスメーカーに任せたままにしておくのは、終りにしましょう。ハウスメーカーにとって外構工事は本体の付随工事で、収益源というスタンスであることも多いのです。

 ファミリ-庭園は、単なる“外構工事屋”ではありません。真摯な建築主とともに住空間を考え最適化する、外構・エクステリアデザインのプロフェッショナルなのです。
 世の中には多くの固定概念があります。私たちは、それを片端から打ち破っています。ファミリー庭園とお付き合いいただく前に、心の準備をしておいてください──私たちはあえて、心を込めて、そうお願いします。 

デザインを売るという事。

 デザインとは、様々な目的を持たせた部材の集合体で構成したプランニングに、トータルバランスを整え、動線と視覚的要素(見栄え)を取り入れたものだと考えます。巷の外構エクステリア会社で、デザインを「売り」にしている会社もあります。それはプランニングに自信がある証拠ですばらしいことです。

 ではそのデザインの評価は一体、誰がするのでしょう? あなたはそのことに疑問を感じませんか?
 お客様からの評価では、工事が終わるまで解りません。お客様にとって「施工例を見た印象が良かった」「知り合いの紹介だから」の言葉は、良い施工会社の評価であって、デザインの評価ではないのです。
 施工については、施工を依頼した業者からの“経験からでる貴重なアドバイス”はもちろん、“専門的な見地からみたプロの言葉”に偽りはないでしょう。

 では、デザインの評価は?

 プロなのだから、プロからの評価も必要なのです。エクステリアメーカーや建材メーカーが毎年主催するエクステリアデザインコンペがあります。そんな全国コンペで常にデザインを評価されて、初めて「デザインを売る」ことを、お客様に訴えることができると考えます。
 もちろんコンペが全てとはいいません。あくまでお客様の選考基準の要因であると伝えたいのです。プロなのだから当然ですよね。

デザインを売るという事

この点を理解している外構・エクステリア会社は、これらの賞をPR材料にしていますし、するべきです。デザインについての企業努力の結果です。

 例えばTOEX・東洋エクステリア(現:LIXIL)全国施工コンクールなどは、業界では最大のコンペで、応募作品は毎年5000点前後あるのです。

お客様が選ぼうとしている外構・エクステリア会社は、
プロの外部評価を受けていますか?

さて、デザインに関しての話をもう一つ。最近、喫茶店と見間違う外構を目にします。いわゆる「見せる外構」ですね。でも、喫茶店は、お客様に来店してもらうための集客が目的です。そのための商業デザインを採用しているのです。それがお客様の目的なら問題ないのですが、商業デザインにはデザインの鮮度を保つ為のランニングコスト(清掃)が発生します。
店員さんは毎日、隅々まで掃除していますね。特に白をベースのデザインに汚れは禁物です。デザインを優先し、これを実生活に採用する勇気がそのお客様に本当にあるのか、
リスクを提言するのもプロの業務なのです。