2010/06/10(木)に書かれた記事です。

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外構 メンテナンス 白華

公開日:2010/06/10(木)
京都店・滋賀店で外構をされましたお客様の満足を
持続する為、日々奔走していますメンテナンス担当の安田です

今回がブログ2回目の登場となります。
メンテナンス担当の安田です

そろそろ、FIFAワールドカップが始まりますねぇ〜
サッカー好きの僕としては、かなり楽しみです
日本代表を皆さん応援しましょう

今回は、メンテナンス訪問で良く出る質問の中で
『白華(はっか)』の説明をします。

まず、白華とは何か?



上の写真のように主にブロックやタイル目地などから
白い粉のようなものが表面に出てくる現象です。

原因としては、タイルやブロックなどを施工する際に、
用いるセメントなどが固まっていく過程で生成される水酸化カルシウムという
成分が水に溶けて、表面が乾燥するときに、空気や炭酸ガスと反応して
出来る不溶性の炭酸カルシウムが白華となります。
また、タイルの目地などから雨水が入り、さっき説明した過程によって
白華として出てきたりもします。

難しい言葉がいっぱい出て来ましたが、
白華は施工後数年経ってから出ることもあれば、
すぐに出ることも有ります。

では、白華が出ない様にはできないのか?

タイル裏面に隙間があったり、壁面にクラック等があり、
水が入ると発生しますので、タイル裏面に張り付けモルタルを満べんなく
充填する改良積上げ張り・改良圧着張り・密着張り等の工法の選定などが
ありますが、
年数による劣化や施工環境などにより、
完全に防ぐことは、現在では難しいと思います。
しかし、今も新材料の開発や新工法などが続々出てきているので、
今後に期待です。

今回は「白華(はっか)」とは何か?
なぜ「白華(はっか)」が起こるのか?

を説明しましたが、
次回は「白華(はっか)」の対策と除去方法をブログにアップします。